❖トレーニング

⑤リフティング~利(き)き足インステップ・リフティングのコツ・練習方法 No.2

❖ 足の入れかえをスムーズにリズムよく

■ 利(き)き足だけでインステップ・リフティングをするためには、足をスムーズにリズムよく入れかえなければいけません。
・この足の入れかえの上手さが安定(あんてい)したフォーム・リフティングの回数に大きく影響(えいきょう)します。
・ボールを蹴ったあと、体勢(たいせい)をリセットして、つぎのキックの準備(じゅんび)ができる選手(せんしゅ)は、かならずサッカーも上手くなります。

◎ 足を速(はや)く下ろして速く上げる

■ 利き足インステップ・リフティングをするためには、ボールを蹴った後、すぐに利き足を地面(じめん)に下ろし、またすばやく蹴る準備(じゅんび)をしなければいけません。
・このスピードが遅(おそ)いと、次のキックが間(ま)にあわなくなるからです。
・初心者(しょしんしゃ)の人は、だいたいこのスピードが遅(おそ)いと思うので、まず足の入れかえを速くすることを練習(れんしゅう)しましょう。

動画引用元:【リフティング】1ヵ月で100回できる最速の練習法とコツを紹介【サッカー自主練】サッカーのみちしるべ

■ 最初(さいしょ)は、ボールなしで、速くできるように練習(れんしゅう)してみましょう。
①きき足を上げる。
②きき足を地面(じめん)につく。
③軸足(じくあし)を上げる。
④軸足(じくあし)を地面(じめん)につく。

①きき足を上げる。
②きき足を地面(じめん)につく。

・ボールが落(お)ちてくるまでに、①~④をやるのは、意外(いがい)と忙(いそが)しいことに気づくとおもいます。

◎ 歩(ある)いて上げてつく

■ そもそも、足の入れかえをしないでリフティングをする悪(わる)いクセがついてしまっている子がいます。
・リフティングが上手くなってくると、足を入れかえないでリフティングすることも、たしかにできるようになってきますが、それはマネしないで下さい。あまりサッカーの練習(れんしゅう)になりません。

動画引用元:谷田部考案!リフティング新練習法 サッカー個人レッスンサッカー家庭教師:谷田部

■ この悪いクセを治すために、ボールなしで歩(ある)きながら蹴(け)る動きをくりかえしてみます。
・1歩あるいて蹴る、1歩あるいて蹴る、をくりかえして、足の入れかえのためのいいリズムを身(み)につけましょう。

◎ 下がって上げてつく

■ つぎに前ではなく、後(うし)ろに歩いてボールを蹴る動きを練習(れんしゅう)します。
・動きはカンタンです。しかし、これを意識(いしき)して、できている初心者(しょしんしゃ)の人は、あまりいません。

■ リフティングでボールを落としてしまうパターンとして、ボールが近(ちか)くに来てしまった時に、うまく上に蹴り返せないことが多いです。
・まず、この失敗(しっぱい)パターンが多いことに気づける子は、頭(あたま)がいいとおもいます。

■ できれば、ここは自分(じぶん)で気づけるようコーチングしてあげたい部分(ぶぶん)ですね。
・「ボールに、メッチャ近い方が蹴りやすい?」「遠い方が蹴りやすい?」「どこが一番蹴りやすい?」みたいな。
・リフティングは、孤独(こどく)に試行錯誤(しこうさくご)して、思(おも)いどおりになってくれないボールや自分の体と静(しず)かに格闘(かくとう)する最初(さいしょ)にぶち当たるカベです。
・ここで自分で気づいて修正(しゅうせい)できなければ、リフティング以外の練習でも教えてもらわないと気づけない選手(せんしゅ)になってしまうかもしれません。

■ たとえばディフェンスなど、1人ではできないテクニックはチーム練習の時にしか上達(じょうたつ)できません。しかし、練習のとき、
・早く失敗(しっぱい)の理由(りゆう)に気づける選手
・教えてもらうまでボーっと同じ失敗(しっぱい)をくり返す選手
みんなと同じだけしか練習(れんしゅう)できないテクニックなどは、考(かんが)えて気づけるかどうかで、どんどん差(さ)がついてしまいます。

■ どのテクニックも最初(さいしょ)からできる子なんていません。練習中に神経(しんけい)をはりめぐらせて
・コーチの言ってるアドバイスをよく聞く。
・上手くできてる子をよく観察(かんさつ)してマネる。
・失敗(しっぱい)している自分の動きを冷静(れいせい)に見て考える。
・イライラして投(な)げ出さない。
そんな選手(せんしゅ)になれるといいですね。

◎ その場で歩く

■ 最後に、その場で足を入れかえるリズムを確認(かくにん)します。
・前と後ろに歩く練習をすることによって、その場でも足の入れかえができるようになっていると思います。
・サッカーにおいて大切(たいせつ)な足の入れかえのリズムが身(み)につくと、ファーストタッチ、キックなどにとてもいい影響(えいきょう)があると思います。

◎ かかとをつかずにステップする

■ ただ、足を入れかえるだけではなく、かかとを地面(じめん)につけないで、軽快(けいかい)にリズムよくステップできるようになりましょう。
・サッカーの試合中は、かかとをペタペタ地面につけて歩(ある)いてる時間なんてありません。
・ボールを持ってる時も、持ってない時(オフ・ザ・ボール)も、少しかかとを浮(う)かして、ボールと相手(あいて)が見える一番いい体の向き(ボディ・シェイプ)を作りながら、前後左右(ぜんごさゆう)どちらにもステップを踏(ふ)んで動けるのがいいサッカー選手(せんしゅ)です。

◎ ボールと同じ距離(きょり)になるように動(うご)く

■ かかとをつけず、リズムのいい足の入れかえ・ステップができるようになったら、ボールと同じ距離(きょり)になるように動(うご)くことに集中(しゅうちゅう)してください。
・1回1回のキックが、ボールとちょうどいい距離(きょり)になるように、一番いい場所(ばしょ)に軸足(じくあし)を置(お)けているかチェック。

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