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❖サッカーのルール

【Q&A】①オフサイド~なぜ反則(はんそく)なのか?

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❖オフサイドは、なぜ反則(はんそく)なのか?

■ サッカーのルールの中で、オフサイドという反則(はんそく)は、一番(いちばん)分かりにくいと言われます。
・下の動画(どうが)は、オフサイドの反則をとられたシーンです。


【動画引用元】
■ Jリーグ公式チャンネル
サッカー初心者必見!オフサイドの基本を解説します!Jリーグキングが教えるサッカー入門講座~オフサイドの基本編~

■ はじめてサッカーする人にとっては、なんで今のが反則なの?って、ふしぎに感(かん)じます。
・手でボールをさわったわけでもない、相手(あいて)をたたいたり、こかしたり、服(ふく)を引っぱったわけでもない。
・なのに、なぜ反則(はんそく)なの?と思(おも)います。

◆ サッカーのルールがある理由(りゆう)

・まず、オフサイドにかぎらず、サッカーのルールは、全部(ぜんぶ)「サッカーをおもしろくするため」にあります。
・オフサイドというルールがなかったら、どういう試合(しあい)になるかを、まず考(かんが)えてみましょう。

◆ おたがいゴールにはりつく

■ きっと、おたがいのチームが、相手(あいて)のゴール前(まえ)でパスをまって、ゴール前ばっかり人が集(あつ)まってゴチャゴチャ、まん中のセンターサークルあたりは、ほとんど人がいない、そんなサッカーになってしまうでしょう。
■ キーパーは、敵(てき)にかこまれて、まったく自由(じゆう)にプレイできません。
・ゴール前にボールがきたら、全員(ぜんいん)でボールを押(お)しこんだり、押しこまれたり。
・そんなサッカーおもしろいでしょうか?

■ オフサイドのルールをきめた人は、すくなくとも「そんなサッカーおもしろくない」と考(かんが)えました。

◆ ゴール前はりつきを禁止(きんし)するためのルール

■ では、ゴール前にはりつくのを禁止するには、どういうルールにすればいいでしょうか?
■ 「攻(せ)めるオフェンスは、ゴールエリアに入ってはいけない」というルールもいいかもしれません。
・実際(じっさい)、ハンドボールというスポーツは、そういうルールですね。
・キーパーしか入ってはいけないゴールエリアがあります。入っただけで反則になります。


※シュートを打ったあと以外(いがい)は、ゴールエリアに入ると反則になる。

■ しかし、サッカーでは「ドリブルで相手(あいて)を抜(ぬ)いて、ボールを前にはこぶプレイ」は、すばらしいテクニックであって、ドリブルまで禁止(きんし)するエリアがある、というのは、「逆(ぎゃく)にサッカーをつまらなくする」と考える人が多いと思(おも)います。
■「 キーパーにまとわりついて、パスを待(ま)つプレイ」だけが、サッカーをつまらなくするわけです。

◆ オフサイドポジション

■ そこで、攻(せ)めるオフェンスが「パスを待(ま)ってはいけないエリア」を決(き)めました。
■ 一番(いちばん)うしろから数(かぞ)えて、2人目のディフェンス(まもる人)からゴールラインの間(あいだ)です。
※この「パスを待(ま)ってはいけないエリア」にオフェンスがいる時(とき)、そのオフェンスは「オフサイドポジションにいる」と言います。

■ オフサイドポジションをこのように決(き)めると「キーパーにはりついて、パスを待(ま)つことはできない」のが分かりますね。
・しかも、ドリブルでボールを前に運(はこ)ぶプレイは、まったく禁止(きんし)されず自由(じゆう)にできます。
・考えた人は、とてもかしこいですね。

◆ ルールを丸暗記(まるあんき)する前に

・オフサイドのルールは、とても細(こま)かく、よく内容(ないよう)も変(か)わります。
・このホームページに書(か)いていることも、すぐ古くなってしまうでしょう。
・しかし、ルールが変わっておぼえなおす時(とき)も「なぜ、その方がサッカーがおもしろくなるのか?」そう考えてもらうと、丸暗記(まるあんき)ではなく、分かりやすくなると思います。

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