■ 脇(わき)から下の腕(うで)のところにボールが当たるとハンドになります。
・肩(かた)にボールが当たってもハンドにはなりません。
◆ では、わざと(意図的に)さわってない時もハンドでしょうか?
■ ハンドは、足より器用(きよう)に使(つか)える手でボールをコントロールして、試合(しあい)を有利(ゆうり)にはこぶのを禁止(きんし)するためのルールです。
※サッカーは、手を使(つか)わずに、ボールをコントロールして、ゴールに入れあうスポーツだから。
■ なので、わざと手や腕(うで)でボールをコントロールしてない時は、ハンドの反則(はんそく)にはなりません。
■ ルールブック(競技規則)では、「わざと」手でさわることを「意図的(いとてき)に」と書(か)いています。
サッカー競技規則 第12条 ファウルと不正行為 第1項
■ ボールを手や腕で扱う
・ハンドの反則を判定するにあたり、腕の上限は、脇の下の最も奥の位置までのところとする。競技者の手や腕にボールが触れることのすべてが、反則にはならない。
・競技者が次のことを行った場合、反則となる。
・例えば手や腕をボールの方向に動かし、手や腕で★意図的にボールに触れる。
・脇(わき)の下の腕(うで)の部分(ぶぶん)にボールがあたっても、すべて反則(はんそく)にはなるわけではない。
・手や腕(うで)をボールの方向(方向)に動かして当たった ⇒ ハンド
・「意図的(いとてき)」にボールにさわった ⇒ ハンド
ということになっています。
■ 下の動画のようなケースは、わざと意図的(いとてき)に、腕(うで)にボールを当てたわけではないので、ハンドにはなりません。